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あなたが生を受けてこの世に存在しているのは奇跡かもしれない。 平成20年11月10日 残酷な事件や、自殺が多いので今回はこんなテーマで進めさせていただきます。聞くところによると当神社のある岩手県では全国でも自殺の多い県だそうで、行政をはじめとして様々な方面でその対策が講じられているほどです。我慢強く、内向的な人が多いせいでしょうか。それにしても、あまりにも「命」を軽く扱うような事件が多発しています。
あなたがこの世に存在するという事には、お父さんとお母さんの存在が不可欠です。何をあたりまえの事を言っているのかとお思いになるでしょうが、お父さんお母さんにもそれぞれお父さんお母さんがいて、先祖をたどる毎に「2の○乗」で増えていきます。20代もさかのぼる頃には、なんと100万人を超えてしまいます。平均して25歳で子供が生まれるとすると、わずか500年で100万人以上のご先祖様がいる事になるのです。この500年の内で1人でも欠けてしまうと、あなたという人間はこの世に存在できません。そして、この100万人の中のたった1人が現実と違う人だったとすると、今のあなたは全く別の存在になっているかもしれません。 こうしてみると、太古から何代にもわたってご先祖さま達が「子をうみ育てる」という事があったからこそ、それぞれの人間が存在できるという事になります。「わずか1人、されど1人」数字でみると100万分の1ですが、この100万分の1が無いと未完成どころか跡形も無くなってしまうのです。 これは人間だけでなく全ての生き物についても言えることです。そして、これだけ大事に伝えられてきた「命」を次世代に伝える事が全ての生き物にとって最大かつ最高の務めなのです。人間にとっても、ご先祖さまから頂いた「命」を子孫に伝える事、即ち子を生み育てる事は、この上なく価値のある事に違いありません。 ところで、少子化が問題となり、政府では「男女共同参画」とか「子育て支援」とか様々な施策を打ち出しているようです。いずれも、女性が社会に出て働きやすくして、子育てと両立させようというもの。残念ながら、こんな事では出生率が上がる事は期待出来ないでしょう。このような施策の根底にあるのは、社会に出て働く方が、家の中で子育てするよりも価値のあること、素晴らしいという考え方です。他の生き物にとって最高に価値ある事が、人間にあてはまらないという事はないのではないでしょうか。「子を生み育てる事」の価値を全ての人が再認識すれば、女性の地位は上がり、職場だけでなく社会の中での子育ての環境も良くなるのではないでしょうか。無理に環境だけ変えても、考え方が変わらなければ、根本的な解決にはなりません。子育てについての啓蒙こそが、少子化対策の本命ではないかと思います。 ご先祖さまを遡っていくと、祖神(みおやのかみ)にたどりつきます。ご先祖さま、そして神さまから伝えられた命です。大切にするとともに、「子供なんかいらない」などと言うことなく、次世代に伝えましょう。仕事の上でどんな業績をあげたとしても、100年先まで伝えられる事は非常に稀です。でも、あなたの「命」のつながりは未来永劫ずっと伝えていく事ができるのです。 |
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競争率が低いところはやっぱり楽だなあ 平成20年8月3日 ここをご覧になるくらいの方ならば、そんな事はないとは思いますが、多くの方にとって神社は初詣以外には行かないところになっています。行ってもせいぜい年に3、4回程度ではないかと思いますが、如何??
確かにお正月は神様の神威が強い時なので、普段の時期の参拝よりも一層ご加護いただく事ができます。しかし、その後全く神社に参拝しない、しても年に数回ではせっかくいただいたご加護も弱まってしまいます。毎日とは言わないまでも、せめて月に1度程度は参拝してください。当然ですが、参拝の頻度が多ければ多いほど、良いのは言うまでもありません。 毎日は無理だけど、月に1、2度参拝してみようかという方におすすめの日。毎月の1日と、その神社の月次祭(つきなみさい)の日です。月次祭は多くの場合、年に1度の例祭(れいさい例大祭ともいう)と同じ日に行われている事が多いようです。つまり、9月15日が例祭の神社は毎月15日、10月17日が例祭の当神社は毎月17日です。普段、神主さんがいなくて、月次祭を行っていない神社でも、例祭と同じ日が良い日になります。このような日は普段よりも神威の強い日なので参拝の吉日となります。 また、神社では正月以外の時期は圧倒的に参拝する方が少ないので、そのような時期に足繁く参拝することによって、神様の「おぼえめでたく」なるのではないでしょうか。ひらたく言うと競争率が低い状態なので、「通りやすい」という事になります。神事に限らず何事でも、普段の積み重ねが大事です。神様については、一層この事が言えるのではないでしょうか。 ![]() |
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○○もおだてりゃ、木に登る?? 平成19年12月9日 今回は初詣に限らず、神社や神棚の前で何かお願い事をする際の「ツボ」を書いてみようかと思います。副題の○○には普通、獣の名前が入りますが、さすがに神様の話をしようとしている時に比喩として用いるのは不適切かと思います。少ない知恵では他に思い浮かばなかったので、お許しのほどを。
さて、祈願の際には、一生懸命お祈り・お願いをするのはもちろんですが、多くの方が忘れている事。それは、お願いする前に神様に対して「感謝」する事です。常日頃のご加護に対して感謝申し上げてから、祈願をするようにした方が良いのです。実際に「祝詞」はそのような書き方になっています。そして祈願の際には、最初から自分や家族の事をお願いするのではなく、世界の事・国の事など次元の高いところから始め、その後に自分に関する事をお願いするようにします。 相手が人間の場合、「おだて」は物事をお願いする際にかなり有効ですが、神様が相手の場合も同じような事が言えます。ただし、神様の場合は「感謝」でなくてはなりませんが・・・。「おだて」という言葉は、「感謝」の気持ちが欠けています。しかしながら、神様のご加護をあまり意識していない方には、いきなり「神様に感謝しなさい」と言っても無理があります。そこで、最初は「おだて」から入るのも良いのではないでしょうか。一生懸命神様をおだてているうちに、本当の感謝の気持ちが持てるようになるはずです。 実生活のなかでも、相手に対していきなり「要求」から始めるのと、一通り感謝の言葉を述べてから本題に入るのでは後者の方が成功しやすいでしょう。神様に対して感謝の気持ちを先に出して祈願をすれば、神様の御心に叶い易いのではないでしょうか。常に神様に対して感謝の気持ちが持てるようになれば、言う事はありません。こうなると全ての人・物に対して感謝できるようになりますから、神様ばかりでなく、あなたの周囲全てがあなたを幸福へと導いてくれるはずです。 ![]() |
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一番身近な神様に真っ先にごあいさつ 平成19年8月15日 初宮参りは赤ちゃんが生まれてから初めて神社に参拝して、健やかな成長を願う儀式です。生まれた日から数えて、31日目とか33日目とかに行うとされていますが、気候や母子の体調を考えて、これにこだわらず適当な日を選んで行った方が良いでしょう。上記の日数は「お母さん」の体調が元に戻る目安で、この日より早めて行う事はありません。
初宮参りの本来の意味は氏子の仲間入りをさせていただくということです。氏子即ち、地域住民の一員となる事で、いわば神様への出生届けということになります。 最近では、遠くの大きな神社にわざわざ出向いて初宮参りを行う方がいますが、これはあまり感心しません。地域住民の一員=氏子となるための神事ですから、遠くの大きな神社は関係が無いことになります。大きな町だからという理由で出生届けを遠くまで出しに行く人はいませんね。別に地域の氏神さまの氏子なんかになる必要は無いと思っている方もいるかもしれませんが、あなたやあなたの家族を日頃から最も守ってくださっているのが、他ならぬ氏神様です。本人が氏子になった気が全く無くともです。いわば、親の心子知らず。 せっかくお世話になっているし、わが子がこれからずっとお世話になるであろう氏神様ですから、他の祈願はさておき、初宮参りだけは氏神様にお参りしましょう。きっと、以前にも増して氏神様はあなたとあなたのお子さんをご加護くださることでしょう。普段神職がいなくてご祈願をお願いできず、他の地域の神社で行う場合でも、氏神様にお参りしてから出かけるようにします。 家を継ぐことを期待していた子供に、家を出られてしまったという話をよく聞きます。もしかしたら、最初の頃にその地域をお守りする氏神様とご縁を結ばなかったためかもしれません。親としては、子供にあまり遠くに行ってもらいたくないもの。そのためにも、初宮参りは氏神様にお参りしてご縁を結ばれる事をおすすめします。
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世界に平和をもたらせるのは神道だけかもしれない。 平成19年6月22日 もし、神主さんに「神道は宗教ですか??」と尋ねると「宗教ではない」という答が返ってくる事が圧倒的に多いでしょう。宗教と呼ばれるものは教祖・経典・教義を備えていますが、神道ではそれがはっきりしないため、宗教には該当しないという事です。このように「狭義の宗教」とはかけ離れている神道ですが、タイトル通り「超宗教」と呼ぶにふさわしい他の宗教に無い、超すごい!!特徴があります。
いわゆる「カルト」と呼ばれる宗教の信者は「自分達が信じる教えが唯一正しい教えで、他の宗教は全て悪魔の教えだ」と信じこんでいます。正しい教えがただ1つだけなので、もしこのような宗教が100あれば99が「悪魔の教え」1000あれば999が「悪魔」という事になります。実際このようなカルト宗教はもっと多いでしょうからある「カルト」が「悪魔の教え」の確率は限りなく100パーセントに近づきます。単純に確率だけで考えてしまうと正しい教えである確率は宝くじの当せん確率並みになってしまうかもしれません。以上のような事から色々な宗教を作って互いに「我々こそが真実だ」と争わせる事が悪魔の戦略のような気がしてなりません。そして、残念な事に世界三大宗教の内の2つは、「我々こそが真実だ」と声高に叫ぶ存在なのです。 また唯一絶対の神を信じていても、様々な宗派に分かれお互いに争う事もしばしばです。これもまた、悪魔の戦略ではないでしょうか。神が神の名のもとに人間が殺しあうのを喜ぶとは到底考えられません。 神道には唯一絶対の神は存在せず、常人を超えた存在全てを「カミ」としてまつります。例えそれが他の宗教の神、外国の神であっても神道の「カミ」としてまつることができます。八百万(やおよろず)といわれる神の中に毛色の変わった神様がいても不思議ではありません。そして他を拒む事が無いため、宗派に分かれて対立する事もありません。 世界には、宗教・宗派の対立が原因となっている争いが絶えません。これは、「我々こそが真実だ」といって争わせる悪魔の戦略にまんまと乗せられての事ではないでしょうか。全世界の人々はこのような偏狭な信仰から脱却し、他の信仰や神を認める事が出来るようにならなければなりません。それこそが、全世界の人々が共存していくための正しい道なのです。 前にも述べた通り、神道は世界中の神々をご祭神としておまつりする事ができますし、宗派に別れて争う事もありません。これは全世界の人々が平和に生活していくために必要となる、神道の素晴らしい特徴ではないでしょうか。それぞれの民族がいままで信仰してきたすべての神々を受け入れてしまう、宗教を超えた存在・・・・・「超宗教」それが神道です。 ![]() |
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義理堅い人は信用されるというお話。 平成19年3月20日 受験シーズンも一段落し、新しいスタートに向けて希望に胸をふくらませている方も多いことと思います。当地方では公立高校の入学試験が3月初旬に行われ、合格発表は15日と決まっていますが、例年受験の前日や当日の朝には普段にも増して参拝の方が多くなります。
この光景は昔も今も変わりませんが、以前とは全く変わってしまった事があります。それは、合格発表の帰りに参拝に来る人が減ってしまった事。以前は合格発表当日の夕方になると、「満面の笑み」で参拝する受験生をよく見かけましたが、最近はちらほら。「当神社のまわりだけ合格率が下がったのか」などと考えたりもしましたが、そんな事はあり得ませんし、もしかしたら少子化による競争率の低下も原因の1つかもしれません。 前置きはここまでにして、「お願いしっぱなし」というのは良くありません。相手が人間であっても、何かお願いをしてうまくいったら報告を兼ねてお礼にうかがうのが「筋」というものです。例えうまくいかない場合でも、きちんとお礼を申し上げれば後々いろいろと助けてもらえる事があるでしょう。いわゆる「義理堅い人」は周りから信用され、協力もされるという事です。 神様だって同じ事。受験合格をお祈りしたのちに、合格のお礼参りをすれば、これからの学校生活についてもご加護が受けられるでしょう。あまりお礼参りをする人がいない今が大きなお蔭を受けられるチャンスかもしれません。 ![]() |
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順序が違うと効果も半分。 平成19年2月7日 今年は久々に天候に恵まれたお正月となり、初詣は当地方でも例年以上の人出となりました。お正月が過ぎてからこんな事を書くのもどうかと思いましたが、次回以降の為にあえて書かせていただきます。
さて、世の中には「初詣のハシゴ」をされる方も相当いらっしゃるようで、毎年「○○神社と△△寺と・・・・・」というように近所を何箇所もお参りされる方、何時間もかけて相当遠くの有名な社寺をまわる方と、そのスタイルも様々なようです。 「初詣のハシゴ」自体は悪い事では無く、神様にはそれぞれ得意分野(巷で言われている商売の神様とか安産の神様とか・・・)がありますから、何箇所もお参りする事で色々な分野でのご加護を受けたり、ある分野での一層強いご加護をいただく事ができます。 しかしながら、それはあくまでも氏神様のご加護があってのお話です。氏神様はあなたがお住まいになっている地域と人を直接お守りくださる神様なので、まずあなたをお守り下さるのは氏神様です。場所によって「八幡様、稲荷様・・・・・」と氏神様は様々ですが、それぞれのご祭神である神様とともにあなたの遠いご先祖もいらっしゃいます。引っ越して来た方については、ご先祖様はいらっしゃらないかもしれませんが、「氏子」という言葉の通り、氏神様は地域の皆さんを子供のようにお守りくださるのです。 さて、そんな氏神様を「ホッタラカシ」にして、あなたは遠くへ初詣に出かけてしまいました。氏神様はさぞや残念にお思いの事でしょう。「親の心子知らず」とはこの事。どんなに「ご利益」のある社寺をまわっても、いわゆる「基礎」が出来ていないので、危うい物となってしまいます。「砂上の楼閣」です。 ですから、初詣の際にはまず初めに氏神様に行きましょう。氏神様を最初にお参りする事は、その「ご利益の基礎」を作る事です。いわば義務教育みたいなもの。そして、氏神様も真っ先に来てくれた事を嬉しく思われ、一層のご加護をいただける事でしょう。せっかく近くにあるのですから、正月以外にも足繁くお参りになれば、尚一層のご加護がいただける事うけあいです。 親の気持ちになってみれば、いつも来てくれる子供の方が、たまにしか来ない子供よりかわいいだろうし、言う事も聞いてやりたくなると思いますが、如何?? ![]() |
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年頭のあいさつがわりに。 平成19年1月10日 平成25年は伊勢神宮(以下単に神宮とよびます)の式年遷宮の年です。式年とは定められた年、遷宮とは新しいお社を作って御神霊にお移りいただく事です。具体的には神宮では内宮(ないくう)外宮(げくう)をはじめとして末社にいたる迄、となり合って同じ広さのに2つの敷地があり20年毎に交互に立て替えが行われます。
全く同じ形の社殿が新しく隣に作られるとご神霊は新しいお社にお移り頂き、古いお社は取り壊され、20年後にまたこの場所に新しいお社が建てられます。ちなみに神様の調度品なども全く同じものが新しく作られます。この、20年毎に全く同じ物を造るという事によって1300年前からの建築・工芸技術が脈々と受け継がれてきているのです。ちなみに神宮の建築様式は「唯一神明造」といわれるもので、古代の穀物倉の様式を色濃く残す、貴重な文化財でもあります。 ところで、この制度は第40代天武天皇の時代に定められ、次の持統天皇の時代に第1回目が行われました。以来途中、戦乱などもあり中断した事もありましたが、次回で62回目を数えます。 多額の費用を要する事業ですが、常に御神霊に若々しく御神威を保って頂くためには必要不可欠なものであると古くから考えられてきました。そしてこの20年毎という期間についても、掘立柱を使った社殿の構造(現代の建築のように基礎の上に建てるのではなく、地面に柱を埋め込むという古代の建築方法)や、建築・工芸の技術の伝承(若手・中堅・指導者と異なる立場で一生の内に3度携わる事ができる)の上からも、まさに絶妙の期間であるとされます。 では、その多額の費用はどこから出てくるのでしょうか。以前は国の一大事業として国費で賄われていましたが、神宮も今となっては1つの宗教法人となってしまいました。広く一般に奉賛をお願いする事はもちろんですが、皆さんが毎年神棚に納める天照皇大神宮大麻(神宮大麻)の初穂料からもかなりの金額が捻出されています。天照皇大神宮のお札をおまつりする事によって伊勢の大神様のお蔭をいただけるだけでなく、我が国の伝統技術の伝承にも役立っているのです。 これをお読みになっている皆さんには、そんな方はいないでしょうけれど、もし天照皇大神宮のお札なんか必要ないと言う方がいたら、日本の伝統文化を後世に伝えるためにも是非、天照皇大神宮のお札をまつって下さいね。 ![]() |
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| いつも心に神様を!! | 18・5・26 |
| 厄年について | 18・1・30 |
| 初詣・縁起の良い時間帯は?? | 17・12・7 |
| 家相は迷信か?? | 17・7・11 |
| 恵方巻と歳徳神 | 17・2・20 |
| 七五三についての提言 | 16・10・20 |
| 私見 神仏の違い | 16・9・5 |
| 近頃のお子様 | 15・8・27 |
| 笑門来福 | 15・5・21 |
| どんと祭について | 15・3・9 |