小さくてもかまわないので再びおまつりしましょう。
この度の震災により被災された方にあらためてお見舞い申し上げます。また、仮設住宅等の慣れない住居でご不自由をされている方もおいでと存じます。今回は、このような場合についてのお答えをさせていただきます。 現在のお住まいが当面の「仮住まい」であっても、神棚はおまつりしましょう。この場合、以前のような大きさでなくともかまいません。小さなもの、簡易なものでかまいませんので、再びおまつりするようにしてください。神社によっては、簡易な神棚を無料でお頒ちしている所もあるようですから、お住まいの地域の神社や神社庁にお問い合わせください。また、中に納める御神札については別途お求め頂くことになります。 失ってしまった神棚の御神霊に対して、畏れ多い、申し訳ないとお感じの方もいらっしゃると思います。本来、神棚は「報賽祭」(かえりもうしのまつり=感謝のおまつり)をしてお納め(処分)しますが、災害で失ったような場合は不可能です。そこで、新しく神棚を設ける際には、神職に特にお願いして、以前の神棚についてもあわせて祈願していただくようにしてください。 |
|
|