なるべく本物をつかいましょう。
ホームセンターの神棚コーナーには、必ずといっていいほど樹脂製の「榊の造花」が置いてあります。値段も手頃で何よりも枯れる事が無く、取り替える必要が無いため愛用されている方も多いのではないでしょうか。でも、なるべく本物の木(生きている木)を使いたいものです。 ご存知の通り、神棚をおまつりする際には穢れ(ケガレ)を避けなければなりません。「穢れ」は「気枯れ」にあたり、生気が枯れて無くなってしまった状態をいいます。造花の榊は、本物の榊に比べると「生気」について比べ物にならないのは誰が見ても明らかです。本物の榊をお供えする事は、生気の欠けた=穢れた物をお供えしないという事だけではなく、生気に満ちあふれた物をお供えして、神様に益々元気になって頂くという積極的な効果もあるのです。 榊を手に入れるのが困難な場合、葉の広い常緑樹で代用してもかまいません。ツバキ(本榊に激似)、ヒノキ、アスナロ、ナンテン等々が、使えると思います。毎回買うんじゃ大変だもんねーーー。 |
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