紙垂(しで)の作り方


注連縄につける「紙垂(しで)」の作り方
しめ縄についている、ひらひらした紙のことを紙垂(しで)といい
ます。様々な形のものがありますが、よく神社で使われている
形のものについて簡単・きれいに出来る方法をご紹介します。







半紙、奉書紙などを用います。
半紙を使う場合、学校の習字で使うような薄いものは上手に行かない事が多いようです。


道具


アイスピックに見えるのは気のせいです。

カッターナイフ等の刃物
 ハサミでまっすぐ切るのは以外に難しい。「○○とハサミは・・・」
なので器用な方はハサミでも上手くいくかも。
定   規
定規にナイフの刃をあててまっすぐ切るようにします。直線に切れ
るのであれば定規でなくとも可。
千 枚 通 し
先端のとがったものであれば何でも可。型紙から奉書・半紙の切
る箇所に印をつけます。無くてもなんとかなります。無い場合、ナイ
フの先端で印をつける。
傷付けてもよい台(下敷き) 
古雑誌等で可。ちなみに以前、百円均一で「カッターマット」なるもの
を見かけました。
型   紙
新聞のチラシなどで可。厚紙は不向きです。





作り方


今回、奉書紙の「中杉」といわれるサイズの紙を用いました。これは文具屋さんで1枚30円位で手に入ります。
「奉書紙の中杉」と言ってもわからない (T.T) 場合のために・・・・寸法は424mm×318mmです。

この紙から、家庭の注連縄に丁度良いサイズの紙垂が6枚出来ます。



次にこの紙を6枚に裁断します。↓の赤い線のような形に、最初に半分に切って、それから三等分します。




こんな感じの紙が6枚になります。




出来た紙を半分に折ります。この際、表(ツルツルした面)が外側になるように注意。




こんな感じの紙が6枚になります。一辺10.5センチ程度の正方形となります。




次に↑のサイズにあわせて型紙を作ります。型紙は二つ折りにする必要ありません。




型紙に折り目を入れます。始めに縦を四等分、次に横を三等分にします。



紙垂の用紙を重ねてその上に折り目を入れた型紙をのせます。
この際、紙垂の用紙の折り目は左側にくるようにして重ねます。

型紙の折り目が交わる箇所(六ヶ所あるはず)に千枚通しなどで印をつけます。
この印(穴、傷??)をむすぶ線が実際にナイフで切れ目をいれる箇所になります。



型紙をはずし、図の赤い線のようにカッターナイフ等で切れ目をいれます。
この際、定規をあてて、まっすぐに切れ目が入るようにします。刃が鈍いの
は紙が破けてしまうもとになりますから、よく切れる刃物を使用してください。



図のように出来上がったらいよいよ、紙垂の形に折っていきます。




入れた切れ目の終わりの所からきっちりと折りましょう。用紙の折り目は左側、
切れ目は上が2ヵ所、下が1ヶ所にして、手前に手前にと順に折っていきます。



完成したら上端を三角に折って注連縄に挟み込みやすくします。






「注連の子」(藁が垂れているもの)が付いた注連縄の場合、「注連の子」の長さに合わせるように
紙垂を作ります。作りたい紙垂の長さに対して、用紙の縦の長さを40パーセント程度にすると
比較的うまくいくようです。(例  20センチの紙垂が欲しい場合、紙の縦の長さは8センチにする)

紙垂を実際に注連縄に付ける際には端を挟み込みますから、若干大きめにした方が良いでしょう。

ここで紹介した形は「吉田流」と言われるものです。他に「白川流」という形があります。



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